mint*memoのemyさんが、お弁当ネタをblogに書いてらしたので、私も思い出をひとつ・・・
小学生のころ、好き嫌いの多かった私は、母の作るお弁当が大嫌いでした。
そのお弁当には、家では食べないけれど、みんなと一緒なら食べるやもしれんという親心か嫌いなものがいっぱい。
そのお陰か今じゃ好き嫌いなくなんでも頂きますが、当時はお弁当を開けるたび母を恨んだものでした。
卵焼きには嫌いなホウレンソウが刻んではいってある。食べれなかったお肉は甘辛く人参とピーマンとで佃煮風にしてある。
青臭い匂いが大嫌いだった胡瓜は、大好きな薄切りハムにくるんでしまってある。おまけに嫌いなトマトは種を出して皮をむき細かく刻んで入ってた。と、まあ手の込んだ愛情弁当なのでした。
担任の先生が「**さんのお弁当は毎日お花見弁当やねぇ~」
まぁ~そのお花見弁当が食べられない!!最後まで一人残って食べさせられた記憶は今も残ってる。
やがて自分も母親になり、子供達が中高生のころは、主人と自分のを含め毎日4つのお弁当を作っていました。
出来るだけ広げたときに嬉しく思えるように、キライなものは何一つ入れることなく其々の好きなものは少し多目にとこしらえたつもりです。が・・・
当時高校生だった長男が朝テーブルに並べてある4つのお弁当のうち自分のと主人のとを間違えて持ってでたことがありました。
後から出る主人は仕方なく残ってた長男のを持って行ったのです。
帰るなり主人が、お弁当箱を差し出しながら「あいつ、いつもあんな豪華な弁当なんか~」
で、長男は、「オカン、今日の弁当えらく質素やったなぁ~」
あちゃ!?!?
未来のある子には、愛情と栄養を与えないと!!
これも立派な親心ですわね(爆)